2010年8月29日日曜日

「からしつけ麺」/「からし麺」 (5)

 

このタイトルで5回目の投稿となる。

 

かつて、大雄(中山)さんでよく食べていた

「からしつけ麺」と「からし麺」

の味を今一度、味わってみたくなり、大雄の食べ歩きをした

回想録である。

 

≪ここから回想録≫

 

いくつかの大雄のお店に食べに行ったが、

味は似ていても異なるものだった。

 

もしかしたら、他の大雄のお店で、まさにその味を

堪能できる店があるかもしれないと思い、

 


横浜市
 上永谷:港南区上永谷
 保土ヶ谷:保土ヶ谷区岩井町
 向井町:鶴見区向井町

川崎市:
 南加瀬:幸区南加瀬
 武蔵小杉:中原区市ノ坪

 

他にも大雄から独立したらしい「麺一」というお店があって
 溝の口:川崎市高津区溝の口
 仲町台:横浜市都筑区

を食べ歩いてみた。

 

結果、

あの大雄(中山)さんの味は似ていても、まさにこれっ!

というお店は無かったのである。

お店が変われば作り手も変わる。

そして内容も異なってくるってもんだ。

これでキッパリとあの味をあきらめることができた。

 

今回の食べ歩きで、自分にとっての

第二の「からしつけ麺」/「からし麺」探しができたと思う。

 

特に印象が残ったお店。。。

 

そのお店はココだ。

 

大雄(向井町) 鶴見区向井町

   

 からしつけ麺(右)

 *写真は店主の了解を得て撮影しています。

 

次はココ。

大雄(片倉町) 神奈川区片倉

 辛さ控えめでつけ汁が多めだが、

 大雄の中でもっとも料理が上品な感じ。

 

次はギリギリ、ココかな。

 

大雄(保土ヶ谷)保土ヶ谷区岩井町

 女将さんが一人でお店を切りもりしている。

 からしつけ麺のつけ汁の風味は、

 大雄(中山)さんに少し近いかな~と思ったお店である。

 からし麺の方でインパクトが無かったのが残念である。

 

   

  からしつけ麺(左)、からし麺(右)

 *写真は店主の了解を得て撮影しています。

 

 

あと、同じ、大雄の名を持ちながら

まったく異質の「からしつけ麺」を出していたのが、

 

大雄(武蔵小杉)中原区市ノ坪

 

作りか方がまったく異なり、当然のように味も違う。

別物であった。ボリューム感あり。

食べている間は辛さはあんまり感じなかったが

食後に胃が熱い感じがした。

  

  イメージとはまったく別物だった「からしつけ麺」(右)

 *写真は店主の了解を得て撮影しています。

 

ということで、今後は、しょっちゅうはいけないけど、

「からしつけ麺」/「からし麺」が食べたくなったら、

 

大雄(向井町) or 大雄(片倉町)

 

に行こうと思った。

 

≪回想録、ここまで≫

 

2010年8月23日月曜日

「からしつけ麺」/「からし麺」 (4)

 

タイトルとは無関係だけど。。。

 

先日、MotoGP関連ニュースで
ヤマハはVロッシと契約をしないと発表。


続いて、ドゥカティがVロッシと契約するって。
Vロッシは、来期からドゥカティからMotoGP参戦ということね。

 

ほんでもってヤマハは、来期の体制を
JロレンソとBスピーズで考えているとのこと。


ドゥカティは、VロッシとNヘイデン ?
ホンダは、DペドロサとCストーナ ?
スズキは、TエイリアスとAバウティスタ ?
スポンサーの動向も気になるね。

 

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さて、


「からしつけ麺/からし麺」食べ歩きの回想録に移ろう。

 

この話は、
現在は既に閉店してしまった大雄(中山)さんの
「からしつけ麺」/「からし麺」の味を求めて、
大雄系列のお店を訪問している回想録である。

 

≪回想録・ここから≫

前々回は、大雄(片倉町)さんに複数回訪問し、
大雄(中山)さんとは趣きの異なる
上品な「からしつけ麺」/「からし麺」が味わえた。


本来求めていた味ではないが、懐かしい記憶を
蘇らせてくれるには十分な内容だった。

 

前回は、大雄(入江町)に訪問したところ、
可も無く不可も無くっていった感じだった。

 

これで2店舗をめぐってみたわけだが、
どの店も「大雄」なのだから味の傾向は同様なのだが
趣きがまったく異なる。

 

作り手が違うのだから趣きが異なるのは

仕方の無いことだけど
それぞれに良くも悪くも個性が出ている。

 

やっぱり、あの大雄(中山)のような「からしつけ麺」は
もはや味わえないのかな。(ToT)

 

その後、
ちょくちょく大雄(片倉町)さんに食べに行っていたのだが
3年前くらだったろうか
大雄(中山)/からしやのあった場所に、改装して
新しい大雄(中山)ができたことがあった。

すかさず食べに行ったが、
麺が柔らかくて、からしのインパクトも無いし、
なんとも主張の弱い。。。お店はキレイになったのに。。


市場に対して最初から勝負に負けているような店。
このお店、3ヶ月だか6ヶ月だかで店を閉めてしまった。

 

やっぱり、あの大雄(中山)のような「からしつけ麺」は
もはや味わえないのかな。
(こうなってくると、未練がましくなってきたな。)

 

その後、いろいろホームページを見ていたら、

他の地域にも「大雄」があることがわかった。

 

横浜市
 上永谷:港南区上永谷
 保土ヶ谷:保土ヶ谷区岩井町
 向井町:鶴見区向井町
川崎市:
 南加瀬:幸区南加瀬
 武蔵小杉:中原区市ノ坪

 

他にも大雄から独立したらしい「麺一」というお店があって
 溝の口:川崎市高津区溝の口
 仲町台:横浜市都筑区

 

行けそうなところから、行ってみよっかな。

 

≪回想録・ここまで≫

 

 

2010年8月16日月曜日

「からしつけ麺」/「からし麺」 (3)

この記事は、
現在は既に閉店してしまった大雄(中山)さんの
「からしつけ麺」/「からし麺」の味を求めて、
大雄系列のお店を訪問している回想録である。


前回は、大雄(片倉町)さんに複数回訪問し、
大雄(中山)さんとは趣きの異なる
上品な「からしつけ麺」/「からし麺」が味わえた。



本来求めていた味ではないが、懐かしい記憶を
蘇らせてくれるには十分な内容だった。


さて、今回は、大雄(入江町)さんに訪問した際の
回想録である。


≪回想録・ここから≫


大雄(入江町)さんの最寄り駅は、
JR横浜線大口駅の東口を出て、
駅前の道を歩いて徒歩5分くらいかな。



信号機のある交差点を渡ったところの右手に
見覚えのある看板を見つけることができる。


店に入るとL字型カウンター席のみで、
10人くらいは席はあったかなぁ~。


主人とその奥さんと思われる女性と二人で
切り盛りしているようだった。



中山や片倉であったような「しぇしぇーっす」といった
元気な声で迎えてくれるわけでもなく。



静かに、ふつうに「いらっしゃい」だったか「いらっしゃいませ」で
迎えてくれたような気がする。


一応、メニュー見るも
「からしつけ麺」を注文した。


つけ汁の量は、ドンブリの半分以下で片倉の半分くらい。
わけぎのみじん切りが振ってあるのが特徴的だなと思った。
からしの量・質は大雄(片倉町)さんと同等か
うーん、ちょっと少ないかなぁ~というくらい。


麺は縮れ麺である。ワカメ、メンマとチャーシュー1枚が
トッピングされている。



辛さは抑えてあって、味も、大雄(中山)のくらべて上品な感じ。
”からし”の主張が足りないかなぁ~。



もう少しインパクトがあったほう良いような気がするが。。


自分が求めていた辛さ・味ではなかった。
二度ほど足を運んでみたが
評価としては可もなく不可もなくといったところ。


次は、大雄(向井町)に行ってみよ。


≪回想録・ここまで≫


MotoGPの2012年レギュレーションが発表された。



大きな変更点は、
排気量が現行の800cc→1,000ccになること。
他にエンジン台数や燃料タンク容量の変更といったところだろうか。


今回注目したのは、
125ccクラスがMoto3クラスとしてスタートするということ。
排気量は250cc。



いよいよ、世界選手権から2ストロークエンジンが無くなるのか。
それにしても4ストロークの250ccエンジンって。
Moto2みたいにワンメイクではないらしいが、
4発エンジンなのかな。より甲高いジェット機みたいな
サウンドになるんかなー。
2気筒や3気筒エンジンとかもあるかも。
ちょっと注目したい。


 

2010年8月11日水曜日

「からしつけ麺」/「からし麺」 (2)

もはや、あの味は二度と食べられないか。。。
あきらめかけては思い出し、食べたくなる。

 

大雄(中山)の「からしつけ麺」/「からし麺」。
あの味。あの辛さ。

いつだったか、ググって見て、数件の「大雄」を見つけた。
やっぱりチェーン店?行きやすそうなところから、行ってみようか。。。


"大雄めぐり"みたい事を始めたのであった。

 

以下、回想的、備忘録。

 

(2008年の秋頃だったかな)
とりあえず、一番行きやすそうなお店、
大雄(片倉町)に行ってみた。

 

おー、この看板。この色。この字体。そして、
あまりきれいな感じのしないお店の雰囲気も懐かしいぃ。

お店はカウンターのみで十数席といったところか。。

このお店に入ってみる。


 

「しぇしぇーっす!」


 

おっ。この発音は大雄(中山)の主人に似ているぞ。
そういえば、どことなく似ているような気がする。(ご兄弟かな)
決して若くないその主人とその奥さんと思われる方と
二人を中心に切り盛りをしていようで、
時々若主人と交代しているようだった。

ちらっと、「からしつけ麺」の存在をちらりとメニュー確認して、
「からしつけ」くださーい。


 

「えーいっ!」


 

おっ、この発音も似ているぞ。ちょっと期待しちゃうなぁ。

後述の表現はあくまで大雄(中山)との比較してのもの。

まず、出されたのは、つけ汁のドンブリ。


 

おや。。。


 

スープの量が多いぞ。普通のラーメン並の量が入っている。
からしは、あのからしに似ているが、
濃厚なトンコツを思わさせるスープの上にトッピングされている感じで、
最初から全て赤く染まっていない。

短冊きざみのノリも振られていない。

 

続いて、麺が盛られた浅底ドンブリが出される。
麺は縮れタマゴ麺で、見た目、そうそうこんな感じと納得感のあるもの。
麺の上には、ワカメ、メンマにチャーシューが一枚がトッピングされている。
おや。。。コーンのトッピングは無いのかぁ。
チャーシューの大きさはこんなんだったかなー。

 

しげしけと眺めていると、
無言でスープの入っているポットが出される。

 

さて、食べてみよう。

最初の一口。この風味。大雄(中山)に近い。懐かしいなぁ~。
この後に辛さがドカーンと、、、うーん、、、来ないなぁ。

終始、マイルド。

期待した辛さのインパクトは無かった。
大雄(中山)との比較を止めて、客観的に評価してみると、
スープは濃厚で、おいしい。


きっと、温かい麺もおいしいに違いないと、

後日、「からし麺」や「味噌ラーメン」を食べたことがあるが
おいしいのである。


それはそれでリピータになってもいいかなと思った。

 

その後、事実、リピータになってるのだが。。。

 

大雄(片倉町)は、残念ながら、
あの大雄(中山)の風味・辛さを彷彿とさせるものじゃなかったな。


他の大雄のお店はどうなんだろ。

次は、大雄(入江町)に行ってみよ。

 

(つづく)

2010年8月9日月曜日

「からしつけ麺」/「からし麺」 (1)

1993年頃、JR横浜線中山駅の近郊に
引越ししてきた家の近くに、2件のラーメン屋さんがあった。

 

ひとつは、家系の「吉本家」(写真右)さんで、
新しく新しくきれいなお店だった。

 

もうひとつは、チェーン店ぽい「大雄(中山)」(写真左)で、
随分前からある店のようで、少しくたびれた感じ。

 

どちらのお店は今は無いけど
無くなるまで、よく行ったお店である。
  

 

吉本家さんは都築区大丸で「大丸家」という名前で移転し、
その数年後に消え、今では韓国料理のお店になっている。

 

大雄(中山)さんは、(2002年頃だったろうか)主人が
いつの間にか変わっていて、店名も「からしや」になっていた。
2006年6月の道路交通法の施行されて、駐車禁止取締りが厳しくなって

通りに面したお店のほとんどが売り上げ減になったという。
この「からしや」もかなり打撃を受け、同年の年末に店を
閉めてしまった。

 

今回は、その大雄さんと「からしつけ麺」の話。

 

つけ麺と書いてある看板に魅かれて、初めて入った時、
「しぇしぇーっす!!」という元気なんだけど、何言ってるか
わからない声で迎えてくれた。

たぶん、「いらっしゃいませ」の独自の変化形だろう。
気がつくと、主人が一人で切り盛りしてるようだった。
この主人、決して若くは無い。

やや小柄で細身。とても頑固そうな印象だった。
どことなく、松本零士さんの漫画によく出てくる
ラーメン屋のおじいさんにも似ているような感じもしていた。

 

メニューに「からし」の文字を見つけ、
「からしつけ麺」を注文すると、主人から
「えーい(へーい)!!」という声が発せられ、
注文が受付けられたようだ。

 

注文を受けてからの彼の仕事ぶりには目を見張った。
なんとも、ひとつひとつに動きがテキパキっとしていて、
よどみなど無いのである。

まるで”頭”で料理しているのではなく、

”身体”で料理している感じだ。

わき目などふらずに集中している姿には圧倒された。

 

目前に出されたのは、まずはつけ汁の入ったドンブリ。
汁の量はドンブリの底から2cm~3cmの量。
(意外と少ない。見た目かなり辛そうだぞ。)

次に出されたのは麺とワカメ、メンマ、コーンとチャーシュー1枚が
トッピングされた中華丼でつかうような浅底のドンブリ。
麺は細めの縮れ麺で、いかにもタマゴ麺とわかるもの。

そして、何の説明無しで赤いポットの順で出された。
汁の量の少なさから味の濃さ調整用ねってスグにわかった。

 

最初の一口。

麺は柔ら過ぎず固すぎずちょうど良い。
見た目に反して、最初の口当たりはマイルドな辛さと
思った直後くらいのドカーンと辛さを感じた。
最後まで食べきれるかと思うくらいだったが、なんとか食べきった。

 

この”からし”、分析力はプアながら、主な成分を観察もしてみた。
擦りゴマとザーサイ、あと唐辛子の粉末やおろしニンニクとかも
入ってるのかな。。それらをラー油に漬け込んだものようである。

 

辛い。ただ辛いだけではない。
縮れ麺は汁やスープをよく絡める。
辛い汁なのだが、タマゴ麺の甘さがマイルド感を出しているか。
トッピングのワカメとコーンが辛さを抑えてくれるような感じだ。
一口、一口、の後に残る辛さと、その辛さの中に残る甘さが
絶妙な感じで、美味と感じた。なんとも印象に残るのだ。
食べ終わるころには、大して熱くないのに、汗をかいてる。

 

つけ麺ではなく、ふつう暖かいラーメンタイプで「からし麺」という
メニューがある。暖かいだけあって、辛さは一口の最初から来る。
冬にいただくことが多かったかな。


ほかに味噌ラーメンもおいしかったな。

普通のラーメンやつけ麺は酸味が強く感じるほか、
インパクトは特になかったな。

 

そんな「大雄(中山)」さんの「からしつけ麺」/「からし麺」は
もはや、二度と食べられることは無い。

 

「からしや」の主人は、大柄の人で、仕事ぶりは緊張感は
何も感じなかったが、「大雄(中山)」さんの味付けを見事に
継承していた。何気に、問うてみたところ、最初はそんなに
辛くしていなかったらしいが、「大雄(中山)」さん以来の
常連さんから、辛くないとダメと言われて直したらしい。

 

その後、「からしや」さんが店を閉めた数年後に、
「大雄」がお店を全面改装して再オープンした。
でも、あの主人ではない。また、あの味ではなかった。
麺は必要以上に柔らかく、自分の中での評価は低かった。
半年くらいやっていたけど、スグに閉めちゃった。

 

もはや、あの味は二度と食べられないか。。。
あきらめかけては思い出し、食べたくなる。

 

そういえばチェーン店ぽかったよな。
ちょっとググって見れば、他の店もあるかもしれない。
ファミレスとか牛丼店ではあるまいし、
チェーン店といっても作る人が変われば
味も変わるってもんだけど、どこかで近い味を
いただけるのではないかと思った。

 

(つづく)