東京に行くことがあって、昼時に三田本店に訪問。
以前から、創業者である店主、山田拓美氏が
直々に作る一品を食べてみたかったのである。
三田駅から徒歩で向かう途中、
ランチへ向かうサラリーマンやOLさんたちでにぎやかだった。
安価な美味しそうな昼定食を出すお店がそこかしこにあって、
心が迷わされる。
三田本店に到着してみると、店の外に12,3人は並んでいた。
大学生は春休みだしね。学生風の人よりも
スーツを着たサラリーマン風の人が多かったかと思う。
待つこと約30分で着席。外で並んでいるときに麺の量を
聞かれなかったので、着席時に券を置いて麺半分を申告。
厨房は店主含めて3人体制。
店主はスーツ姿の常連さんとの会話を弾ませている。
店主は元気そうだが、決して若くはない。
この人が作るラーメンを食べるのは最初で最後になるかもと
思いながら、ラーメンを待つ。
たぶん今の鍋には私の分の麺が入っているはず。
茹であがる頃、
店主:「(麺の量とか)なんかある?」
助手:「何にもないです。」
私:(えっ?麺半分は?もしかしてスルーされた?)
おもむろに店主が視線を合わせてきた、
「にんにく入れますか?」ではなく、
確か素朴に「どうします?」って
聞かれたような気がする。
「ニンニク少なめ、ヤサイ」とコール。
目の前のカウンターにドンと置かれる。
これが三田本店のラーメンかとしげしげと眺める。

もしかしたら小ラーメンの麺量がフルで入っているかもと思いながら天地返し。
ん?あれ?思ったより少ない?実はスルーされていなかったのかな~。
麺は柔らかめ。量も覚悟していたよりは少量だったと思うからスルーされていなかったのかも。
汁は塩辛さを覚悟していたんだけど思ったよりマイルド。
脂は微乳化のせいか少し脂が多いような気がした。
ヤサイはシャキシャキ感はない。
ブタは厚みがあったな。2cm近くあったと思う。
柔らかく味が染みていて美味しい。けど脂身の部分は食べるのを避けた。
大変、美味しゅうございました。
食後の運動がてらに徒歩で増上寺の近辺まで歩いてみることにした。
そんなに遠くない。ぼんやり歩いているうちに着いてしまう。
境内に入って、本堂を見ると、東京タワーと並んで、
なんとも面白い光景だった。

今日は、久しぶりにのんびりと過ごせた一日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿