時々雨が降ったり止んだりで、あいにくの天気だったけど、
暑くもなくちょうどよかったのかもしれない。
JR鶴見駅の西口を出て左側を、鶴見線のガードに沿って
歩いて6~7分歩いて、参道に入ることができる。
ん?同じ方向に若い人がにぎやかに
ぞろぞろ参道に入っていく。
何か行事がるのか?
と思いきやすぐ参道から脇道に
それていくじゃないか。
看板があったので気になって見てみると、
ちょうど参道を挟むように
鶴見大学のキャンパスがあるようだった。
そっか。大学の学生さんたちだったのか。
三門(さんもん)
この三松関に見える頃には、人気はまばらになって
静かな感じになった。
この季節のせいか、時より降ってくる霧雨のような雨もあって
緑が鮮やかに感じる~。
向唐門(むかいからもん)
三門を抜けて中に入ると右手に、向唐門が見えてくる。
朱色なので目立つ。菊の御紋があったので、
天皇家ゆかりの門なんだろうな~。
後で調べたら、後醍醐天皇ゆかりらしい。
百閒廊下
向唐門は通れないので横を通ると百閒廊下が現れる。
廊下はピカピカに磨き上げられていた。
「禅ZEN」という道元禅師の映画で
僧侶たちが懸命に磨いているシーンがあったことを思い出す。
毎日、磨かれているんだろうか。
仏殿
この建造物が本堂になるのだろうか。
本尊の釈迦牟尼如来像があるというのだが
閉めれらているので、その姿を見ることはできなかった。
大租堂(だいそどう)
大きな建造物。木造ではなさそうだ。
中に入ってみると広い!
ん?練習?
数名の若そうな僧侶が、それぞれ
梵鐘を鳴らしていたり
木魚を打っていたり、
読経をしていたり、
あるいは何かを運ぶ作法なのだろうか。
練習をしているようだった。
柱の右側に、
「夏制中五則行事(修行僧の特別行事)5/13~17」
と書かれていた。その練習なのかな。
読経を聞いていたら、
大悲咒(後で調べてわかったけど)のお経のほか、
聞き慣れた般若心経も読んでいた。
ほかに真言も唱えていたようだが。。
光明真言がはっきりと聞き取れた。
この練習の光景?を見ることが出来たような気がする。
あとで百閒廊下を通りかかったときに、
また数名の若そうな僧侶達が、
床拭きの修行の説明をする練習をしていた。
先輩僧侶らしき方々にチェックを入れられていたようだ。
緑深し
緑が深くて、染み入る心地だ。
最後に
入り口付近にでかでかと書かれていた
「道は山の如く
登れば益々高し
徳は海の如し
入れば益々深し」
(瑩山禅師 伝光録 第十章)
に見送られて総持寺を後にしました。
今度は紅葉の頃に来てみようかな。
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